脱退のニュースを聞いてから、自分の中のキンプリ熱が再燃している。
先日、生出演するということで、2022FNS歌謡祭第一夜を、録画しつつ途中から観ていた。
フジテレビは、一曲目のマツケンサンバから早速キンプリさんを2度も映していたが、途中、他の気になるものを少し観つつもサーーと早送りして、まずはキンプリのパフォーマンスをチェーック!
曲前のトークも楽しげに当たり障りのない内容で、無事ツキヨミのカッコ良いパフォーマンス終了。
しかし、発表前と比べると、発表後はやはりスッキリとしない表情に感じてしまう。
こちらがスッキリしていないだけなのか?
あれから、高橋さんが悲しそうに見えたり、岸くんがうまく笑えていないように感じたり、平野さんはいつも闘いの最中のような雰囲気をまとっていると勝手に感じている。
それにしてはパフォーマンススゴイな。
永瀬さんのいつも通りに振る舞う意識も、神宮寺さんの安定感?発表前後の同じ感じも、ホントに国民的彼氏だなと尊敬の目で見ている。
この騒動で、アイドルの中身のカッコ良さも改めて感じている。
がしかし、やはり最近のキンプリの生出演を観た後は色々考えてしまい、他の色々も引っ張ってくるのか、心がどんよりしてきた。
そこで録画していたドラマ「silent」の続きを観る気になったので、そっちに行って一旦号泣してから、また歌謡祭に戻って再生していくと、リアルタイムでもそろそろ終盤の時間らしい。
ラストはKinkiKids。
25周年の記念の曲「Amazing Love」を山下達郎さんと制作したらしい。
のっけから剛さんの歌のクセ強い!!
私が何年まともに観てなかったのか、強かったクセにさらに磨きがかかっている。
そこに、光一さんも歌い方寄せていっている!
ようにしか聞こえない!
なんだこの曲は!オリジナリティすごいよ。
一文字二文字1人ずつ歌って言葉がつながるとこあるよ。
いい曲だし、歌唱も素晴らしいよ。
これは、マイケルジャクソンがサングラスを外してしばらくじっとしていたアレ的な、すごすぎて笑っちゃうのやつだ。
と、画面から目を離せず、山下達郎さんを加えたお三方の円熟みの相乗効果に度肝を抜かれてケラケラとしていたら、
キンプリのモヤモヤも、
silentの第二話(川口春奈さんと視聴者が同時に大号泣するであろうシーンがある)の涙も、
最近良すぎて宇多田ヒカルのアルバム「BADモード」を聴きまくっていたら、私の中で集合し、重なっていた喪失感の塊のようなものも、
なんなら離れた場所で暮らすガン治療中の父親が、急激に痩せたという情報すら、一旦吹き飛ぶほどの圧巻の時間を過ごしていた。
2人の25周年アイドルは、最後は達者なトークで、今回何組も出ているジャニーズ勢と、その他の出演者全体、いや番組を、ひとつにしようとしていた。
Kinki Kidsのお2人の、家族といるような自然な空気感もあるだろうけれど、山下達郎さんにせよ、自分を確立した人たちは、びくともしないな。
その確固たるものになんか救われる気がした。
極めるってすばらしい。
極めた方々に感謝。
Amazing Love!!